注文住宅の相場とは?

公開日:2025/01/15  
注文住宅の相場とは?

注文住宅を検討する際、まず気になるのはその相場です。 自分や家族の理想を形にしつつ、予算内で満足のいく住宅を建てるためには、事前に相場や価格の目安を知ることが大切です。本記事では、注文住宅を建てる際の全国的な平均相場や追加費用に関するポイントなどについてわかりやすく解説しますので、家作りの参考にしましょう。

注文住宅の平均的な相場と内訳とは?

注文住宅の建築を考える際、最も気になるのは「どれくらいの費用がかかるのか」という点ではないでしょうか。令和5年度住宅市場動向調査報告書によると、全国の新築注文住宅の建築費(令和5年基準)は約4000万円台です。

しかし、これは土地代を除いた金額ですので、さらに土地も購入する際は土地取得価格も必要となります。ここからは、注文住宅の費用内訳について解説します。それぞれの項目ごとにかかる費用が異なるため、内訳予算を把握したうえで理想通りの家づくりを実現しましょう。

土地代

注文住宅を建てるにあたって、所有地がない場合は、まず土地を購入するところから進めなければなりません。不動産会社を通じて土地を購入する場合は、不動産会社への仲介手数料や印紙代、登録免許税が必要です。

また、土地の所有にあたっては、固定資産税や都市計画税などの税金が課されます。土地の価格は地域によって大きく異なります。

建物本体の工事費用

建物本体工事費用とは、建物そのものの建築に必要な費用のことです。土地代を抜いて、住宅の購入における費用の割合を見ると、本体工事費用は全体の約70%以上を占めると言われています。

仮設工事や基礎工事、木工工事のような基礎・構造づくりをはじめ、外装・屋根・窓・扉・断熱材やタイルの取り付け、電線や水道管の配線・配管、空調の工事、そのほか住宅設備の設置工事なども含まれます。ただし、庭や門、塀、駐車場など、建物の外回りの工事は、本体の工事費用には含まれません

付帯工事費用

付帯工事費(別途工事費)建物以外の部分の工事にかかる費用です。総費用の15%から20%が目安と言われます。具体的には、外構工事や造園、エクステリアなどが該当します。

その他費用

その他の費用は、申請、許可関連費用、火災保険料、仲介手数料などが該当します。入居後にご近所に挨拶回りをするのなら、その挨拶の品を揃えるにも費用が必要です。また、工事中の大工さんへの差し入れなどの費用も念頭においておきましょう。

注文住宅に地域差はあるのか?

主要都市と地方で注文住宅の価格には大きな地域差が生じています。その差は主に「土地代」と「建築費用」と言えます。ここからはそれぞれの地域差について解説します。

土地代の差

最新の国土交通省の調査によると、土地の値段には大きな地域差があることが明らかになっています。

東京都心部では、1坪あたりの価格が約1800万円に達している一方で、地方の中核都市では同じく1坪あたり約80万円の水準となっています

つまり、同じ広さの土地であっても、東京都心と地方都市では価格に20倍以上もの差が生じることがわかります。

建築費用の差

35坪の注文住宅を建てる際の建築費用は、建てる場所によって大きく異なります。たとえば、東京都心部では、土地代も含めて総額が1億円を超えることが一般的です。

一方、地方都市で同じ規模の住宅を建てる場合、土地代込みでもおおよそ4,000万円程度で済むことが多いです。このように、同じ家を建てる場合でも、都市部と地方都市では倍以上の費用差が生じることがわかります。

価格帯別注文住宅の特徴とは?

注文住宅の価格帯は、一般的に「ローコスト」「ミドルコスト」「ハイコスト」の3つに分けられます。それぞれの価格帯によって、住宅の仕様や設備に大きな違いが生まれ、予算に応じた選択が可能です。以下、価格帯ごとの特徴について詳しく説明します。

ローコスト住宅(1,000万円から2,500万円程度)

ローコスト住宅は、予算が限られている分構造はシンプルですが、基本的な生活には十分な設備が整っています。建材や設備が標準仕様であることが多く、デザインや間取りコストを重視するため、量産型の工法を取り入れているケースが多いのも特徴です

ミドルコスト住宅(2,500万円から4,500万円程度)

ミドルコスト住宅は、デザインや仕様の選択肢が広がり、設備もグレードアップ可能です。 間取や内装のアレンジがしやすく、家族の希望に合わせたカスタマイズができます。また、 エコ機能や断熱性の高い建材を採用することで、住み心地の良さや省エネ性能などが向上するでしょう。

ハイコスト住宅(4,500万円以上)

ハイコスト住宅は、デザインや内装にこだわりたい方のニーズに対応できるため、建材や設備の質が非常に高く、最新のスマートホーム機能も取り入れられます。費用面でも融通がきくので、個性的で高級感のある注文住宅が実現します。また、土地の特徴に合わせた設計もしやすいのが特徴です。

まとめ

注文住宅の相場は、全国平均で約4000万円前後ですが、これは土地代を含まない金額です。注文住宅を建てる際の費用内訳は、建物本体の工事費が約70%を目安に、庭やエクステリアなどの付帯工事費が約15%から20%、さらにその他の諸費用もかかります。 注文住宅の価格帯は主に3つに分けられ、ローコスト住宅は標準的な設備を集めたシンプルな住まい作りが可能で、ミドルコスト住宅はデザインの自由度が高く、快適さもアップした家作りが可能です。ハイコスト住宅では、高品質の建材や最新設備を設置した家作りができます。このようなことから、注文住宅を建てる際は、理想と予算のバランスを考えた家作りをしていく必要があると言えます。

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