注文住宅を建てる際には、どんなデザインにするか、予算はいくらにするか、どこの土地にしようかなどいろいろと検討しなければならないことが多くあります。そのため、あらかじめポイントやコツを知っておくことが、スムーズに家づくりをするための秘訣となります。今回は、そんな注文住宅の中でも内装について詳しく解説します。
内装のスタイルを決める前に考えるべきポイント
はじめに、内装のスタイルを決める前に考えておくべきポイントを紹介します。これから注文住宅を建てる方にとっては、押さえておくべきポイントとなっているので、ぜひチェックしてください。
自身の好みを把握しておく
まずは、ハウスメーカーのホームページや住宅展示場などに足を運んでみて、たくさんの内装デザインを見てみましょう。多くのデザインに触れることで、自身の好みを把握できて、今まで知ることがなかった気づきに出会えるかもしれません。内装は配色のバランスなども非常に重要です。多くの内装を見ていけば、自身の家を建てる際の参考になるものが見つかるはずです。
好みのハウスメーカー探し
自身の好みが把握できたら、その好みにマッチしているハウスメーカーや工務店を探してみましょう。ハウスメーカーや工務店は数多く存在しているため、何も考えないで選ぶとなるとかなりの時間を要します。しかし、自身の好みの内装を手がけているハウスメーカーで探していけば選びやすくなるでしょう。また、自身の好みとマッチしているハウスメーカーや工務店であれば、希望に沿ったデザインや提案をしてもらえます。
加えて、インテリアコーディネーターがいるかも同時にチェックしておきましょう。なぜなら、インテリアコーディネーターがいれば、内装とインテリアのバランスを見ながらアドバイスしてくれるほか、悩んだ時でも相談に乗ってもらえるからです。
注文住宅の内装デザインで避けるべき注意点
ここでは、注文住宅の内装デザインで避けるべき注意点などを紹介します。下記で、具体的な注意点をいくつかまとめたので、実際にデザインを決める時は参考にしながら実践してみてはいかがでしょうか。
アクセントクロスの使いすぎには注意
シンプルな内装をおしゃれにできることから、近年ではアクセントクロスを活用することが多いです。しかし、あまりアクセントクロスを多用しすぎると、ブームが過ぎ去ったときに後悔してしまうことがあるかもしれません。そのため、アクセントクロスは1面にだけ使用するなど、使いすぎには気をつけましょう。
実用性も考えておく
自身の家を建てるワクワク感などから、内装はどうしてもおしゃれにしたいと考えてしまいがちです。しかし、デザイン性だけを重視してしまうと実用性に欠けてしまい、普段の生活が不便になってしまう恐れがあります。家は建ててから何十年と住む場所なので、不便と感じながら生活を続けていくのはつらいものです。
実際に、デザイン性を重視しすぎた結果、後悔してしまったという声もあります。一部を紹介すると、「おしゃれな洗面台にしたが、収納力がない」、「大きな窓を採用したが、夏は日差しで暑い」などがありました。そのため、実用性もきちんと考慮したうえで内装を決めましょう。
内装のコツを活用して理想の注文住宅を実現する方法
最後に、理想の注文住宅にするためのコツについて紹介します。紹介するポイントを押さえながらチェックすれば、内装をおしゃれに仕上げられます。
統一感を持たせる
部屋の色と、カーテンやソファなどの小物類を全て同じ系統の色で揃えると、統一感がでるためおしゃれになります。また、全部同じ色だと物足りないと感じる方は、一部にアクセントクロスを使用すれば、より一層おしゃれを演出できるようになります。
インテリアコーディネーターに相談する
内装について迷った際には、インテリアコーディネーターに相談するのというのもおすすめです。インテリアコーディネーターは、インテリアに関して幅広い知識を持っており、快適な住空間を作るために適切なアドバイスをしてくれます。相談すれば、依頼者の好みに合わせた提案をしてくれます。
細部にこだわる
照明のスイッチやドアの取っ手など細かい部分をこだわると、おしゃれに仕上がります。スイッチだけでもさまざまな種類があるので、自身で好みのデザインをあらかじめ調べておくのもよいかもしれません。
まとめ
今回は、注文住宅の内装の決め方のポイントやコツ、注意点などを中心に解説しました。注文住宅は人生で最も大きな夢といっても過言ではありません。そのため、たかが内装と考えずに何十年経っても愛着が湧く内装づくりに励んでみてはいかがでしょうか。家づくりプランなどを無料で作成できるサイトもあるので、気になる方は、ぜひ一度利用してみましょう。プランが見える化していけば、具体的なイメージも掴めるようになってくるかもしれません。